2009年1月8日木曜日
水仙が香る
家に通じる上り階段の両側は林になっていて、灌木やら雑草やらが茂っている.階段は 40 段ばかりあって、かなり急だ.うちの子供達にはここを転げ落ちたものもある.10 段ごとに踊り場がついていたおかげで、大事に至らずに助かった.夜になって家に上ってゆく時には、灯りが十分には届かないこともあって、闇に眼が慣れるまで注意を怠らぬ必要がある.今日の夕方、夕食のために一度家に帰った時に、暗くて細い階段をそろそろ上っていった時のことである.中くらいのところでふと強く水仙の香りがした.そういえば、階段の両脇には水仙の群生がちらほらあったはずだ.冬の水仙はここいらでは見慣れているせいもあって、ふだんは注意も払わないし、昼間は香りに気付いたこともなかった.暗い中で、階段の途中あたりで眼も闇に慣れて、視覚の緊張が解けた時に、嗅覚が強く働いたのかもしれない.あるいは、そよ吹く横風が香りを運んでくれたのかもしれない.あすは明るい時間にどんな水仙が香っていたのか、確かめてみよう.
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