2010年12月28日火曜日
網代のニギス
2010年12月27日月曜日
水中失せ物のリターン
無事帰還したノギスと物差し |
2010年12月1日水曜日
変なカメラ
購入したカメラは Canon の Powershot SX130IS である.携帯にはちょっと大きめだが、10 年前の標準的なデジカメよりは小さめであるから文句は言えない.フィールド研究者のカメラだが、防水機能はない.あくまで日常生活における私用カメラである.機種を選定した理由の第一は値段が安いことで、実売価格は 1 万 5 千円以下だった.しかも、Amazon のスペシャルセールとかで、カメラケースが無料だったのだ.加えての理由は、画像がきれいで高機能なことであり、単三電池 2 個で動くことも魅力的だった.プログラム AE やシャッター優先撮影、絞り優先撮影が出来る機種が安いというのは嬉しかった.たとえ上手く撮れても、なんでもオートのカメラは面白くない.光学ズームも 12 倍だ.この機能でこの値段で良いのだろうかとちょっと不安なくらいだった.それなのに、何とビデオカメラ並みに動画も撮れるし、なんだか変なお遊び撮影モードもいろいろ付いていた.こいつは面白そうだと思い、魚眼レンズ風撮影モードで友人や家族の変な顔をたくさん撮ったが、本人たちが可哀想だし、名誉毀損になりそうなので、ここには載せない.代わりに『指定色以外を消す』という変なモードがあって、なかなか楽しかったので、撮影写真を載せてみる.庭に咲いていた花の黄色だけピックアップした写真と草の丘でそり滑りしていた坊主のそりの青色だけピックアップした写真だ.前者では花弁だけが浮き出し、後者では、服の袖の青色も写り込んで、なかなか素敵な写真になった.せっかく長い我慢の末に入手したデジカメである.その機能をフルに使わせて頂きたい.
2010年11月27日土曜日
メタルのカエル
これらのメタルカエルたちを、はたして誰がどこで作っているのだろうかと気になって、試しに『メタルカエル』でグーグル検索したところ、いろいろ出てきた.どうも北海道の『仁木きのこ王国』で売られているカエルと同じ物のように見える.もっと上等に仕上げられたものはアーサ・ワードという人のメタルカエル作品群だ.かなり精巧な細工で着色もされていて、完成度が高い.こちらがオリジナルで、私が入手したのはこれらのコピー商品と言うかいわゆるバッタもんなのだろうか.いずれにしても、私は大変に気に入っている.目下のところ心配なのは錆が来ることである.カエル達には仕上げの油が薄く引いてあるように見えるが、海の近くの我が家では、空気中に海水の微粒子が常時漂っていると信じてよいくらい金属製品が錆びやすい.どのタイミングで KURE CRC 6-66(海用防錆剤)を吹き付けてやろうかとタイミングを計っているところである.
2010年11月25日木曜日
しんかい 2010 デビュー
2010年11月14日日曜日
街の灯を抱きしめたい
* 追記:弁天山トンネル(980 m)でした.
2010年11月13日土曜日
小春日和に気を許す
2010年11月12日金曜日
釜で飯を炊く
2010年10月31日日曜日
ハキリアリとグローワーム
黒い富士
2010年10月4日月曜日
しんかい 2010 発足
2010年10月1日金曜日
納豆パックを洗う
2010年9月29日水曜日
鼻毛のこと
2010年9月21日火曜日
頭だけのカブトムシ
2010年9月20日月曜日
ニューストン海水浴
2010年9月13日月曜日
沼津市民大学のこと
2010年8月2日月曜日
心拓塾サマースクールの講師
ワレカラ絵本をネットで販売します
2010年7月11日日曜日
ワレカラ絵本が完成
『われから絵本』が完成し、ついに世に出始めた.
『ワレカラ』は古今集や枕草子にも名前が出てきて、むしろ古代の人々の間でよく知られた生き物だったようだが、残念ながら現代では知名度がかなり低い.そのワレカラを、絵本にしてみた.
絵は、大学時代の同級生でもともとは両生類の研究者であった畑中さんが描いて下さった.彼女は『オタマジャクシの尾はどこへきえた』という素晴らしい科学絵本の画家でもある.畑中さんにはワレカラのみならず海藻や他の小動物まで、実物からのスケッチを繰り返してもらい、内容については、できる限り科学的に正確なものになるように努めた.今回の試みでは、ワレカラという動物をできるだけ一般に知ってもらい、その住む環境についても見てもらいたいのである.
「知らないものは見えない」と、一般によく言われる.知らないものを見えるようにするために、子供のときから知識の地平を拡げるための手伝いをしたいというのが、私たち作者の願いである.生物研究者は、図鑑や本に載っていない多くの秘密の知識を抱えている.とくに自分の研究材料については、楽しいことや面白いことを見つけては、自分たちだけでワクワクしている.でも、そんな知見の多くは、一般の人々の眼に触れることがない.たまに一般向けに取り上げられることがあっても、大人向けの科学雑誌などが舞台となることが多い.だから、絵本という形で、研究者の持つ新しい知見や研究者の言いたいことを吸い上げられたら、面白いのではないかと思うのだ.大人にとっては知名度の低い動物やとんでもない事実などでも、先入観のない子供たちにはすんなり受け入れられることが多いに違いない.ポケモンやムシキング、車の名前、電車の名前、など子供たちは何でも吸収する.小さくても存在感のある、しかも実在する不思議な生き物たちを、子供のころから知ることにより、生物世界の多様性についての認識力を高めることができるのではないか、そんなふうに考えるのだ.
『われから絵本』を欲しがる人々は生物研究者や生物系の学生、それに生物好きのダイバーには確実にいるはずである.子供たちだけが対象ではない.
この絵本は淡々とワレカラの生物環境を描いたもので、劇的な物語があるわけでも、作者の意図によって特別に心が温まったりするものでもない.生きものの普通の有様や美しさ、そして素晴らしさを感じてもらうものだと思っている.傍らに置いて、折々に繰り返し眺めてはいろいろな発見をするような、そんな本であってほしい.研究者が発信するこのようなスタイルの絵本があっても良いと思うが、確実に大部数の販売を行いたい大手出版社からの出版にはリスクが大きいだろう.今回も大手出版社には出版させてもらえなかった.当然のことだと思う.だから、私家版になった.これから、口コミに頼ったり、ミュージアムショップやダイビングショップ、知り合いの店舗などに置かせてもらったり、加えてネット販売を行い、それらを通じてどれくらい世の人々に見てもらえるかを、問うてみることにしたい.まずは、7 月 10 日から始まった茨城県自然博物館の企画展である『そうだ!海だ!海藻だ!〜命をつなぐ海の森』の会場で、ワレカラの実物標本の近くにこの絵本の見本が置かれ、ミュージアムショップで 350 円で購入できるようになっている.まもなく下田市内の商店のネットショップ上でも販売を開始する予定で、送料は冊数に関わらず 100 円になる見込みである.
2010年6月1日火曜日
ウェットスーツのオーバーホール
2010年5月31日月曜日
卒業生にリンク
2010年5月28日金曜日
62 円の楽しみ
2010年5月25日火曜日
ハーモニカそうじ
2010年5月18日火曜日
水中老眼
2010年5月17日月曜日
静岡海描はじまる
2010年5月16日日曜日
巣づくり人間
2010年4月30日金曜日
200 ml の幸せ
2010年4月8日木曜日
飼わずにはいられない
2010年4月4日日曜日
えらく冷たい海
2010年3月20日土曜日
ぽろりと落ちる
2010年3月19日金曜日
磯バンビ
2010年3月13日土曜日
東京駅ホームを 300 m 走る
2010年3月1日月曜日
サザンが D
2010年2月28日日曜日
ライブで手の置きどころ
2010年2月20日土曜日
半世紀経って気がついた
2010年2月19日金曜日
ようやく足を洗う
2010年2月2日火曜日
ありがたいエスカレーター
2010年2月1日月曜日
なんだかブルームーン
2010年1月27日水曜日
小さな骨折り
2010年1月25日月曜日
朝陽に舞う
2010年1月24日日曜日
エレベーターのボタン
2010年1月13日水曜日
6ケタ数字
2010年1月4日月曜日
塩餡のこと
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東京と熱海の間を新幹線こだま号で頻繁に往復するようになっ て、気になるものがいろいろと見えてきた.ここのところどうも気になって仕方なかったのが座席の肩の部分に飛び出しているキリンの角のような突起だ.乗る時によって、有ったり無かったりする(右の写真がツノあり、左の写真がツノなし...
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ナマコの不思議な食事風景を見た.自宅の玄関に、いろいろな生き物を入れては眺めている小型の水槽があって、今はその中に大きさ 20 cm くらいのマナマコが入っている.食用に貰ったのだが、すぐには食べなかったので水槽に入れたまま、ペットになってしまったものだ.眺めていると、赤みを帯...
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『われから絵本』が完成し、ついに世に出始めた. 『ワレカラ』は古今集や枕草子 にも名前が出てきて、むしろ古代の人々の間でよく知られた生き物だったようだが、残念ながら現代では知名度がかなり低い.そのワレカラを、絵本にしてみた. 絵は、 大学時代の同級生でもともとは両生類の研究者...
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東京海洋大学で開催された国際甲殻類学会の東京大会はたいそうな熱気に包まれていた.世界各国から集まった研究者たちが其処此処で固まりあって話し合う姿が見られ,私たちもそんな輪の中に入って楽しい時を過ごした.研究材料を同じくするいわば同好の士が集うと話も尽きない.関連分野の研究のレベ...
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図鑑に写真が掲載されているせいか、 ワレカラモドキは ダイバーさん たちによる認知度がけっこ う高い種類である. ワレカラの仲間とし ては 3 cm を超えるサイズのものも あって大きめだし、 シロガヤやアカ ガ ヤな ど大きめのヒドロ虫の群 体の茂みに 隠れているので、比較...