2009年1月23日金曜日
ビーナスの誕生
最近絵を描くことが好きになった娘が、私のもっている美術全集の1冊を拡げて眺めていた.ルネサンス絵画あたりの巻だ.通っていた保育園がキリスト教系であったため、宗教画に馴染んでいたためだろうか.あるいは、全集の端の方の巻であるために取り出しやすいせいなのかもしれない.ボッティチェリの『ビーナスの誕生』を見つめて、「変な絵だし、変な女の人だねえ.これは何の絵なの?」と聞くので、「女神のビーナスさんが海の泡から生まれたばかりの様子だよ」と答えた.すると「なんで生まれたばかりなのに、もう大人なの?」と問われた.私は返す言葉を失った.どうして、女神は大人なのだろうか、ビーナスに子供時代はないのだろうか、と私の方が考え込んでしまった.
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