2010年3月13日土曜日
東京駅ホームを 300 m 走る
筑波大学発の東京駅行き高速バスは楽である.上り専用3枚綴り回数券の安さも嬉しい.ところが、良いことばかりではない.到着する場所が東京駅日本橋口であるからだ.この入り口から新幹線ホームに出ると、そこは下り新幹線の最後尾である.熱海に到着した時にホームの階段が近くて降りやすいのは 5 号車の 4 号車寄りの出口なのだ.16 号車から 5 号車までの 12 両という長さは、確か 1 両の長さが 25 m であったことから計算すると 300 m である.末尾の乗車口で乗ってから、中を移動すればよさそうなものだが、途中には通り抜け禁止のグリーン車がはさまっている.ホームを行き交う大勢の人々をぬって 5 号車前端をめざして疾走する.インゴールに駆け込むラグビー選手のようなものだが、違っているのは抱えているのがボールではなくて、本や資料やノート PC の入った重い鞄であることだ.発車時間の迫っている時には、ことに悲惨である.
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