2010年9月20日月曜日
ニューストン海水浴
8 月 8 日の熱暑の最中に書こうと思っていた内容なのだが、あたふた過ごすうちに秋も深まり、既に夏の思い出話となった.8 月始めのある休日のことである.いくら砂浜でも泳ぐ時に足を怪我するのは嫌なので、クロックス様のサンダルを履いて泳ぎに出た.本物は高いのでいつもバッタものを履いている.普通の海水浴エリアの沖方に泳ぎ出て、水面に仰向けに浮いてみる.砂浜は人で賑わっていても、ちょっと沖合に出れば、海の表面は空いている.ラッコ的に海に浮かんで思い切り息を吸って、陽の光を浴びながらプカプカと海面で揺れているのは、何とも言えずに気持ちがよい.ウォーターベッドに寝そべっているようなものだ.そこでふと気がついた.いつもは足が沈みがちになるのだが、今年は足先までいい具合に体が浮かんでいる.クロックス様サンダルのおかげだった.ちょうど良い加減の浮力が足先を海面上に支えてくれていた.海表面の直上や直下を利用して棲む生物は、ニューストンと呼ばれる.私の、海水浴場沖合でのプライベート海水浴は『ニューストン海水浴』だ.とっても快適なのだが、広く世間に知れ渡ると、海水浴場の沖合がラッコ状人間の漂流体で埋め尽くされて、私はより沖合のスペースを目指さなくてはならなくなる.だから、ニューストン海水浴の楽しさについては、このブログを見た人と私だけの秘密としたい.
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