2010年1月25日月曜日
朝陽に舞う
寝床のある部屋の窓は南東に面していて、朝の訪れが分かりやすい.築 30 年をはるかに超える職員宿舎の冬の早朝はとても寒い.掛け布団から抜け出すタイミングを見つけ出せずに天井の板目を数えたりしていたら、差し込んできたまぶしい光の中で小さな羽毛が舞っていた.真っ白で、大きさは 5 ミリに満たない.上昇したり急降下したりしながら宙を舞う姿が美しい.重力なんぞを頼りにしていない感じが頼もしい.それにしても、この羽毛はどこから出て来たのだろう.羽毛布団の中身なのだろうが、布団に穴が開いているわけではない.おそらく布団の布繊維の目合いを何か不思議なタイミングですり抜けて、出て来たのだろう.そんなことを考えたり、寝床からいろいろな強さで息を吹き上げて羽毛のダンスの手伝いをしているうちに、すっきりと目が覚めた.そうしたら、急になんだかばかばかしくなって、布団から抜け出した.
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