2008年10月23日木曜日
割り箸のつまようじ
コンビニ弁当や駅弁などで、割り箸を箸袋からシュッと取り出すと、つまようじがポロッと落ちることがある.箸をスッと抜いた箸袋を丸めてゴミ箱に捨てようとして、つまようじの尖端が手に刺さることもある.私はなぜ箸につまようじが添えられているのか、ずっと理解できないでいた.人前で食後につまようじを口に突っ込んで歯をせせっているおじさん達は、とてもぶざまものだと小学生のころから思っていた.だから、割り箸につまようじが付いていることは、ぶざまかつ下品なことが公認されているような気がして、不思議だったのだ.ところが、である.自分が 40 歳という年齢を超えてみて、ようやく謎が解けてきた.二十歳をとうに過ぎて年齢を重ねると、歯茎の歯肉が後退して、歯間の隙間が増してくるのだ.自ずと食べた物のかけらが歯の間にはさまりやすくなる.必然的に、食後のつまようじが欠かせなくなってくるわけだ.若い時には思いもよらないことだった.肉体的に年を経るということがどういうことなのかに、こんなことから気付いたのだ.でも,私はつまようじが使えずにいる.羞恥心なのか、認めたくないものが或るせいなのか.
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