2008年10月4日土曜日

海洋自然塾第5期生養成講座1日目

 船上から我々のスノーケリングの監視をしてくれていたセンタ−スタッフの T 氏が、海底の岩礁上にハタタテダイとソラスズメダイがいるのが見えているから、そちらに向うようにとアドバイスしてくれた.今日初めて海に入った I さんを囲んでゆるゆると海上を進んでいた私たちは、おまけにコロダイの幼魚も見ることができて、まずは大喜びだった.本日午後の鍋田海岸は湖のように静かで透明度も高く、水の中にいるのが途方もなく心地良かった.
 伊豆海洋自然塾第5期生養成講座の初日は好天とほぼ定員に近いたくさんの参加者に恵まれ、私はなんだか温かな心持ちで過ごすことができた.スノーケリングに先立って、午前中はK 講師による自然体験活動のコンセプトについての話があり.スノーケリングの後は夕食後、堤防での灯火採集とウミホタルの採集、引き続いてそれらの顕微鏡観察を行った.午前9時にスタートして午後9時ちょっと前に解散となった.スケジュール的には少々ハードだったが、ふとしたきっかけで集ったいろいろな生業の人々が一緒に時を過ごし、それが楽しいものであれば、ほんとうに素敵なことだ.

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