2008年10月26日日曜日
25 年を経て
昨夕東京で大学時代のサークルの卒業 25 年後の会合があった.このような長い時を経ての同窓会というものの経験がなく、パーティーの催される部屋へ踏み込むことに怖れのようなものがあった.会場には私の学年の 3 年上の先輩から 1 年下の後輩までの 56 人が集っていた.風貌に経年変化らしいものが見られる人、ほとんど昔の面影のない人、時に取り残されたように面影の変わらぬ人などいろいろいたが、話をしてみれば、昔と何も変わることなどなかった.ただ、話題に仕事や家庭の話が加わっただけだ.時間は遡ることができるのだということを知った.1次会から参加者の多くが2次会に移り、過去の時間に身を浸す楽しさに場を去り難かったが、終電車という現実が皆に迫ってきて、解散となった.4 年間を同じ場所で過ごして散り散りになり、25 年を経て再会して漸くもつことの許された 5 時間だったが、かけがえのない時間だった.いまの自分の足元を見つめ直し、気持ちのリセットを図るための、いわば命の洗濯となった.
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数ベスト5
-
昨夜遅く台風13号が下田のすぐ側を通過していった.今回は雨台風だった.今年は夏の始めから全く台風の接近がなく、今回が初めてだった.台風が接近すると船の陸揚げ作業があり、台風が去ると近隣の漁師ともども総出で浜掃除を行い、構内のゴミを片付ける.雨漏りやガラスの割れ被害などのあるとき...
-
18 世紀のアウトサイダー的絵師である伊藤若冲が、八十歳台の晩年に描いた大屏風が見つかったらしい.伊藤若冲といえば、今年の 7 月 24 日に出かけた東京国立博物館での『対決 巨匠たちの日本美術』で、とても印象的な 2 つの絵を見た.『仙人掌群鶏図襖』の生々しいまでによく描き...
-
どうも動物を飼わずにはいられない気質のようである.よくよく考えてみるとこの 30 年間、たえず何かしら生きものを飼い続けてきた.研究の一部であったこともあるし、子供のためのペットとしてのこともある.途切れたことがない.魚、カニ、ヤドカリ、エビ、カエル、ワレカラ、タナイス、ウニ、...
-
今日の午前中は A 大学の臨海実習でプランクトン採集を行った.午前9時に船着き場から研究調査船『つくば』( 18 t、30 人乗り) に乗船した.下田沖約 2.5 km の採集地点に向う途中、2 km ばかり進んだあたりの海上をアゲハチョウが一頭舞っていた.モンキアゲハかナガサ...
-
私は本屋に入って手ぶらで出て来ることがほとんどないうえに、本を捨てることも滅多にない.研究関連の本はとくに発行部数が少なく、古書店で安くなることもなかなか期待できない.書店に姿のあるうちにとりあえず捕まえておく.だから溜まる一方だ.決して読書速度が速いわけではないので、未読本が...
0 件のコメント:
コメントを投稿