今日の生物多様性についての講義で、地球上の低緯度地域では高緯度地域よりも一般に生物多様性が高いという話をした.このことは、何となく当たり前のように思っているが、理由についてすっきりした答えを用意することは難しい.講義では、仮説をいくつか紹介した.すると、前回も質問をしてくれたHさんが、先生はどの仮説を支持するかと問うてきた.そこで、私は、代謝の高まりと共に世代時間が短くなり、早期成熟と短寿命化に伴って突然変異率が上がるために、種分化も生じやすくなるのだろうと、そう考えていると答えた.すると、低緯度での早期成熟と短寿命化は人間でもそうかと聞かれたので、その傾向はあるでしょうと答えると、貧困のためではないのですね、と聞き返してきた.なんだか不意を衝かれた気がした.
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ナマコの不思議な食事風景を見た.自宅の玄関に、いろいろな生き物を入れては眺めている小型の水槽があって、今はその中に大きさ 20 cm くらいのマナマコが入っている.食用に貰ったのだが、すぐには食べなかったので水槽に入れたまま、ペットになってしまったものだ.眺めていると、赤みを帯...
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ワレカラ絵本は予想外に売れ行き好調だ.茨城県自然博物館で販売中の分も在庫を尽きそうだということで、お盆前に在庫補充の予定である.口コミで買って頂いている分もずいぶん出ている.自然好きの知人への帰郷時などのお土産にとお菓子代わりにドドンと買ってくれるような人もあり、嬉しい.一方...
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午前中、海洋自然塾の長であるK 氏と下田市役所の S 氏が来訪し、10月4−5日にセンタ−で実施予定の海洋自然塾自然観察指導員養成講座の詳細プランについて話し合った.早いもので、養成講座は今回で第5回めとなる.現メンバーの根気強い頑張りのおかげで、自然塾は活動によいルーチンがで...
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月曜から始まった 4 泊 5 日の臨海実習が終わった.この実習では、磯の生き物やプランクトンを観察して描いた学生全員のスケッチを、取捨選択せずに編集して冊子にまとめる.編集作業は学生たちが自ら行う.学生たちはその過程で他の人のスケッチを見ることもできる.また、スケッチを切り貼り...
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下田はワカメとヒジキのタイプ産地である.黒船来航の折りにワカメもヒジキも下田周辺の生物調査で採集して持ち帰られ、下田の標本をもとに学名がつけられたのである.つまるところ、全てのワカメとヒジキの代表格が下田産のものであり、下田こそワカメとヒジキの故郷であるということになる.この事...
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