2008年11月22日土曜日
シャツが1枚だけ
飛行機で旅する時、着陸後にターンテーブルで荷物の出てくるのを待つのは時間の無駄だと思うし、妙な不安を抱えて過ごすあの時間はやり切れない.海外で荷物が他の空港に送られてしまうトラブルを経験したこともあるので、少なくとも往路はできる限り荷物を減らして、手荷物 1 個か 2 個を機内持ち込みにする.海外旅行の時にもこの原則は崩したくない.向こうの気候に合わせたシャツとズボンが 2セットに下着類が 3 セットもあれば、 1 週間以上でも何とかやっていける.下着はシャワー室か風呂場で洗濯するし、不快になればシャツやズボンもランドリーで洗う.要は洗って干した衣類が乾くまで、今の衣類を着ているというルーチンをうまく回すことだ.予想外の気候で困る時は、現地で衣類を買えばよい.今回のニュージーランド行きもシャツを 2 枚持ってゆくつもりで準備していた.ところが、現地に着いて学会通いを初めて 2 日目の朝に持ってきたはずの 2 枚のシャツのうち、どうした手違いか薄手の方の 1 枚を入れていなかったことに気付いた.洗濯してしまうと、乾くまでに着ているシャツがなくなってしまう.仕方ないので、近くの百貨店か衣料品店でシャツを買おうと思い定めた.ところが、学会の講演を夕方まで聞いて、そのあと話などして明るいうちにホテルに戻っても 7 時過ぎになることばかり続いた.暮れる時間の遅いのも時間感覚を狂わせる.ホテル周辺の商店はすべて午後 7 時に閉店になるので、シャツが買えない.朝夕は涼しいくらいなのだけれど、日中は T シャツの人も見かけるくらい暖かくなる.持っていった厚手の長そでシャツでは昼間は暑くて、腕まくりして過ごさねばならなかった.でも、結局買い物の機会を逃し続け、今回は、ついに 1 枚のシャツで貫いてしまった.もう 1 週間続いていたら、周囲に獣の臭いを振りまく羽目になっていたかもしれない.
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