2009年2月8日日曜日
となりの雑誌
電車で隣席の人が本や雑誌を読んでいると、気になってしまう.どんな人がどんなものを読んでいるのか、読んでいるものと読んでいる人間の形質とが私の想像の範囲の中でマッチしているか、それとも私の想像の範囲を大きくはみ出ているか、そのあたりを判じてみたくなる.自分でもあまりよい趣味だと思えないし、実際にはジロジロ見るわけでなくてちらっと見るだけなので、何を読んでいるかについての情報を得られることは少ない.でも、昨夕はこんなことがあった.熱海から東京に向かう上りの新幹線で、3列シートのひとつ間を空けた隣に座っていた若い男性が、いかにも人となりにあった雑誌を読んでいて、なんだか心楽しくなったのだ.彼は丸刈りで首の短い頭とがっちりとした体をシートに埋めて、TOUCHDOWN という名の雑誌を拡げて熱心に誌面をむさぼっていた.存在すら知らなかった誌名だったが、ラグビーかアメフト関係の雑誌であろうことは容易に想像がついた.彼が読むのにぴったりの雑誌だという気がした.あれだけ熱心に内容を研究していたのだから、きっと彼はよい選手なのだろう.つくばに着いて雑誌名を検索してみたら、TOUCHDOWN はアメリカンフットボールの専門誌であることが分かった.
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