2009年1月17日土曜日

コード進行のこと

 コード進行のことが気になって仕方がない.コードというのは、要するに和音のことである.曲のメロディーのバックで奏でられる和音の繋がりがコード進行だ.絵の背景みたいなものだ.ジャズのアドリブ演奏の時には、コード進行をなぞりながら演奏するのが、伝統的な方法である.コードの構成音とその周辺の音を使って瞬時に即興演奏をするのだから、大変なお勉強と練習が必要になる.実際には『リフ』と呼ばれる先人たちの使ってきたコードに沿うフレーズがいろいろあって、それを覚えてつなげて演奏することもあるらしいのだが、それとても、途方もなく大変なお勉強が必要である.いつの日かバンドの中でハーモニカでジャズ演奏をすることを夢見ている私だが、そもそもコードが何であるのかを 30 歳をとうに過ぎるまで知らなかったのだから、厄介である.今は曲に併せて、とりあえずコード構成音を吹いて合わせる練習を時々やっている.でも、さすがに『研究第一』なので、アドリブの世界にうまく向かってゆけるか否かは、衰えゆく頭と確保できる隙間時間の活かし方にかかっている.まあ、ヘンテコな夢でも余分に抱えている喜びというのは、あると思う.

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