2009年1月17日土曜日
コード進行のこと
コード進行のことが気になって仕方がない.コードというのは、要するに和音のことである.曲のメロディーのバックで奏でられる和音の繋がりがコード進行だ.絵の背景みたいなものだ.ジャズのアドリブ演奏の時には、コード進行をなぞりながら演奏するのが、伝統的な方法である.コードの構成音とその周辺の音を使って瞬時に即興演奏をするのだから、大変なお勉強と練習が必要になる.実際には『リフ』と呼ばれる先人たちの使ってきたコードに沿うフレーズがいろいろあって、それを覚えてつなげて演奏することもあるらしいのだが、それとても、途方もなく大変なお勉強が必要である.いつの日かバンドの中でハーモニカでジャズ演奏をすることを夢見ている私だが、そもそもコードが何であるのかを 30 歳をとうに過ぎるまで知らなかったのだから、厄介である.今は曲に併せて、とりあえずコード構成音を吹いて合わせる練習を時々やっている.でも、さすがに『研究第一』なので、アドリブの世界にうまく向かってゆけるか否かは、衰えゆく頭と確保できる隙間時間の活かし方にかかっている.まあ、ヘンテコな夢でも余分に抱えている喜びというのは、あると思う.
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数ベスト5
-
東京と熱海の間を新幹線こだま号で頻繁に往復するようになっ て、気になるものがいろいろと見えてきた.ここのところどうも気になって仕方なかったのが座席の肩の部分に飛び出しているキリンの角のような突起だ.乗る時によって、有ったり無かったりする(右の写真がツノあり、左の写真がツノなし...
-
ナマコの不思議な食事風景を見た.自宅の玄関に、いろいろな生き物を入れては眺めている小型の水槽があって、今はその中に大きさ 20 cm くらいのマナマコが入っている.食用に貰ったのだが、すぐには食べなかったので水槽に入れたまま、ペットになってしまったものだ.眺めていると、赤みを帯...
-
『われから絵本』が完成し、ついに世に出始めた. 『ワレカラ』は古今集や枕草子 にも名前が出てきて、むしろ古代の人々の間でよく知られた生き物だったようだが、残念ながら現代では知名度がかなり低い.そのワレカラを、絵本にしてみた. 絵は、 大学時代の同級生でもともとは両生類の研究者...
-
東京海洋大学で開催された国際甲殻類学会の東京大会はたいそうな熱気に包まれていた.世界各国から集まった研究者たちが其処此処で固まりあって話し合う姿が見られ,私たちもそんな輪の中に入って楽しい時を過ごした.研究材料を同じくするいわば同好の士が集うと話も尽きない.関連分野の研究のレベ...
-
図鑑に写真が掲載されているせいか、 ワレカラモドキは ダイバーさん たちによる認知度がけっこ う高い種類である. ワレカラの仲間とし ては 3 cm を超えるサイズのものも あって大きめだし、 シロガヤやアカ ガ ヤな ど大きめのヒドロ虫の群 体の茂みに 隠れているので、比較...
0 件のコメント:
コメントを投稿