2009年1月11日日曜日
ハーモニカおじさん
ジャズの黄金時代を華々しく飾ったジャズジャイアンツ達が年毎に姿を消してゆく.超技巧で流麗なピアノトリオが素晴らしかったオスカー・ピーターソンが亡くなって 1 年ちょっとが過ぎた.そして昨年も押しつまってから、新聞の訃報欄に『オープンセサミ』のフレディ・ハバードが亡くなったとの知らせがあった.だんだん寂しくなってゆく.1995 年に三島にソニー・ロリンズが来たことがあって、出かけていった私は、ゾウさんの鼻のようにサキソフォンを振り回してブイブイご機嫌サウンドを吹きまくるステージに感動した.いまは、もう 78 歳くらいのはずだが、どうか頑張ってほしい.もっと高齢のジャズのハーモニカおじさん、トゥーツ・シールマンスはもう 86 歳のはずだ.私は彼の演奏の生音をまだ聞いたことがない.せっかく同じ時代に生まれていて、聞けないのはとても口惜しい.どうか元気でハーモニカを吹き続けて、私がコンサートに行ける機会を作ってほしい.
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