2009年11月17日火曜日
インフルの日々
11 月に入って少しばかり気が緩んだせいなのか,誰かが放り投げた新型インフルエンザのウイルスをしっかりと受けとめてしまった.医者にかかって陽性反応に太鼓判をいただき,1 週間の自宅蟄居となった.2 泊 3 日でやってきた高熱と頭痛と下痢に苦しんだあとは,わりに穏やかなものだった.朝晩タミフルを服用しながら,自宅でも家族とは部屋を分けて仕事を行い,本を読み,新聞を読み,ラジオを聞いた.小学校がやはりインフルエンザで学校閉鎖になったため,幸い元気なうちの子供たちも私の蟄居後半からは一緒に家に居ることになった.しかし,何しろ父の部屋にはインフルエンザが居るということで,みながマスクをして,私の部屋に入ってくることはなかった.食事は女房が毎回部屋に運んでくれたので,大変に丁重に扱われているような案配だった.おかげで,いつになく静かに作業や考えごとを行うことができた.ひとりぼっちではなく,家族は一緒に居て,でも私の邪魔をしない.そのうえ,絶えず気遣ってくれる.なんだか理想的なシチュエーションにおかれた.そんな日々も今日で終わりである.明日は外気に触れることができる.嬉しい.でも,この得難く静かな持ち時間から離れることは,ちょっとだけ惜しい.
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