2009年4月7日火曜日
もっこり
保育園の年長になった息子は、現在日本語ボキャブラリーを増すことに精進している.兄や姉と張り合うためにも、知っている限りの言葉をフルに使って背伸びして表現しようとする.すると驚くほど高度な語彙使用のみられることもあるが、正誤の境界線上で不思議な表現が生じてくることもある.間違った語彙の使用に対しては直ちに兄と姉の厳しい訂正が入るため、たいていの場合には父母には訂正後の語彙使用が行なわれる.ところが、たまに兄と姉が不在で保育園小僧が父母に話をする時には、兄姉の校閲の入る前の言葉が飛び出すことがある.これが面白い.昨日、兄姉が学校に出かけたあとの保育園に出かけるまでの時間に、貝で作るオブジェの制作が話題になった.保育園小僧が言うには「貝をつないでくっつける時にはふつうグルーガンを使うのだけれど、『もっこりボンド』でもいいんだよ」とのこと.もちろん『木工ボンド』のことで、女房と大笑いした.本人のキョトンとした顔が可愛らしかった.
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