2009年2月7日土曜日

袋一杯の菓子

 子供たちが節分の菓子撒きに出かけてきた.出かける前に、菓子撒きや豆撒きの際には上から来るものを捕らえようとせずに、下を向いて取りこぼしを拾う方が確実に多く拾えるとアドバイスをした.アドバイスの効果があったのか,子供 3 人で大きな袋一杯の菓子を拾ってきた.3 人分を同じ袋にまとめ、協同管理しながらここ当分はおやつの時間にその袋から消費してゆくという.結構なことだと思って袋をよく見たら、市指定のゴミ袋だった.そのうえ女房から、菓子撒きのための財源のほとんどは母子の日頃の廃品回収作業によるものだと聞いて、感心しながらも、なんだか可笑しくなってしまった.

2009年2月6日金曜日

ワカメがやせている

 冬の初めに海水温が低くなっていたので、今年はワカメの生育がよいだろうと思っていたのだが、どうも調子が良くないようだ.茎は太くならないし葉状部の厚みも増さない.どうも 2 月にしては海水温が高いようである.それに、よく考えてみると、海上で作業する時にとても暖かで仕事が楽である.10 余年前にこの調査を始めた頃は、海上に出て作業を始めると手がかじかんでとても辛かった.気合いを入れて取りかからないと、とても仕事にならなかった.それが、ここ数年は何とものどかな感じで作業できるのだ.やはり高水温の影響がワカメに如実に表れているのだろう.あと 1 ヶ月は十分に海水温が下がってくれないと、私はデータが取れないし、実験もできない.漁師たちは商売にならなくなってしまう.訪れるべ四季には、きちんと約束通りに訪れてほしいものである. 

2009年2月5日木曜日

小型捕鯨から沿岸捕鯨へ

 『クジラは誰のものか』という本を読み終わった.世界の人々の捕鯨についての考え方と日本のおかれている現状をよく理解することができた.著者の主張は、民族の歴史、文化や考え方の多様性を考慮せずに捕鯨について論じてはならないというところにあると感じた.日本の捕鯨は西洋捕鯨と生存のための捕鯨の両極のいずれにも位置しないグレーゾーンにあり続けたために,国際的な理解を得難いということのようだ.ちょうど読了直後の新聞に国際捕鯨委員会 (IWC) の議長提案について掲載されていた.現在日本が行なっている捕鯨は、IWC が規制の対象としていない小型鯨類を沿岸で獲る小型捕鯨と南極海における調査捕鯨である.今回の議長提案では、沿岸捕鯨でこれまで禁止されてきたミンククジラなどの捕獲が容認されるというものだ.交換条件は、南極での調査捕鯨の規模縮小、そしてやがては中止へと向かうことである.そうなると、日本人が口にする機会のある鯨肉は南極海産から北西大西洋産に移行することになる.気になるのは汚染である.南極海の鯨に比べて北西太平洋産の鯨は水銀やカドミウムや PCB による汚染の程度が著しいと前述の本に述べられていた.汚染鯨肉が市場に出まわる機会が増すのではないかと危惧することは杞憂だろうか?


2009年2月4日水曜日

チラシ配り

 筑波大学が主催する『未来の科学者養成講座 BS リーグ』というプロジェクトが今年度から始まり、現在第2期生の募集中である.http://mirai.biol.tsukuba.ac.jp/target.html
小学 5 年生から中学 3 年生の生徒たちからとくに生物好きの子たちを募って、生物の研究のサポートを大学院生や教員が通年行ない、また、山での実習や海での実習を体験してもらうのである.年度末には研究発表会があって、研究内容は審査を受ける.そんなプロジェクトで、要するに、未来の生物学者あるいはもっと広い意味での科学者の卵を早くから育てる計画なのだ.今日は自転車を駆って市内の公共施設等を廻り、BS リーグの募集チラシを置かせてもらってきた.それから、地元の新聞社にも公募情報の掲載を頼んできた.全国公募のプロジェクトなのだが、是非ともこの伊豆からも生物好きの子供たちに、名乗りを上げてもらいたいからである.つどえ、伊豆に住む科学者の卵たちよ!

2009年2月3日火曜日

伊豆急のミニミニ時刻表

 伊豆急が 3 ケ月毎くらいに発行して無料配布している携帯型のミニミニ時刻表がある.これにはとてもお世話になっている.伊豆急と伊東線から JR や新幹線への乗り継ぎが一目で分かるようになっているので、出張時には大変に重宝している.折り畳むとハンディーで見やすくもある.ただ、乗り継ぎ時間が短い時には、乗り継ぎ可能な電車が掲載されていないことがあって、これだけは要注意である.駆け込み乗車など無理をしないようにとの配慮であろうが、空いている時には、急げば乗り換え可能なこともあるのだ.熱海で伊東線から新幹線に乗り換えようとして、ようよう新幹線ホームに登ったところが、目の前で新幹線のドアが閉まって取り残された時には、いつも感謝を捧げている時刻表をずいぶんと恨んだものである.

2009年2月2日月曜日

キャンパスの銅像

 つくばのキャンパス内には、銅像が立っていることがある.自然の風景は、ふつう人の感性に余分な負荷をかけない.しかし、建物や像というものは、それをそこに設置した人が作り上げたイメージに基づく風景のデザインを、善かれ悪しかれ人に押し付けてくる.その場に居合わせる人間には、作り上げられた風景を拒絶する資格はないようなので、何となく像の存在に居心地の悪さを感じる時は、自分好みに作り変えてみたくなる.銅像に何か着せたり、被せたりしたくなる時、そんな心持ちが多少はあるのではないだろうか.東京の JR 浜松町駅にある小便小僧にはいつも有志の人々が季節に合った衣装を着せてやって、今では街の風物詩になっているが、あれも存外最初のきっかけはいたずら心だったのではないだろうか.浜松町の像ほどではないけれど、つくばキャンパス内の『大気』と名付けられた像にも、季節によっていろいろな物がくっつけられている.クリスマスにはサンタの服を着ていたし、夏は浮き輪のような物を持っていた.不遜ながら、時々通りかかる私には楽しい見物である.像高がかなり高いので、梯子でも持ってきて、作業をしているはずで、大変ないたずらである.いつも同じ人がやっているのか、特定のサークルがやっているのか、付けるばかりでなく外すこともやっているのか、あるいは大学側が外しているのか、そのあたりのことは全く分からない.いまは、節分の鬼の面を付けている.筋骨隆々とした立派な赤鬼である.

2009年2月1日日曜日

鼻でうがい

 インフルエンザやら風邪やらが流行っているが、私はまだやられていない.今のところ元気である.でも、自宅にインフルエンザ小僧がいて、娘も風邪を引いていて、女房までマスクをしていると、さすがに危ない気がする.手洗いとうがいは欠かしていないが、それだけでは防衛策として不十分な気がする.今の時期にフィールド仕事も繁忙期に向かうので、何としても寝込むわけにはいかない.ウイルスは接触感染や空気感染するらしいが、水には弱いらしい.でも、喉だけうがいして、空気が行き交う鼻を放置しておくのは、片手落ちの気がする.そこで、鼻からもうがいをすることにした.うがいと言っても、水を吸い込んで出すことを 2 回から 3 回ばかり繰り返すだけである.手に水をすくって、鼻に吸い込むと、鼻の奥に痛みのようなツーンとしたものを感じる.そこまでで、水を出す.それを数日繰り返すうちに、だんだん慣れてきて、鼻の奥の痛み間も少しずつ和らいできた.終わったあとに不思議な爽快感があるおかげで、もう始めて 1 週間以上経つ.自分の鼻が、吸水にどれくらい順応してゆくかにも興味がある.それに、潜水中にマスクがはずれた時のパニック防止にも役立つ可能性がある.このインフルエンザ流行期をこれで乗り切ることができれば、鼻うがいは私の日常習慣になるかもしれない.

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