九州の女房の実家から野菜がどっさり届いた.義父母が作った無農薬野菜だが、いつも形や大きさがダイナミックなものが多い.今回は巨大キュウリと長大カボチャが届いた.長大カボチャは細長いので、輪切りにして天ぷらにしてもらったところ、全縁に皮がついているのでサツマイモの天ぷらのような塩梅になった.姿はごついが味は実に素晴らしい.いつも本当にありがたい.愛情ひしひしである.今年は時間もお金もなくて盆帰りできず、申し訳なく思う.写真は4つ折り新聞をぐるりと囲んだ長大カボチャ.このうちの一つは、このあと家族のお腹におさまった.
午後は学会の準備と実習室の掃除を行い、夕食前に自宅の海水水槽の掃除を行った.3ヶ月にわたって自宅水槽内に君臨していた片ハサミの乱暴者イソガニはついに解放された.彼は同居していたヒトデやナマコや貝類をことごとく殺戮し、大きくて殺せなかったために生き残ったギンタカハマガイと2匹で長く暮らしていた.だいぶ水槽が汚れたこともあり、掃除を機に逃がすことにした.代わりに、おとなしそうなイソクズガニとケブカオウギガニが入居した.
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東京と熱海の間を新幹線こだま号で頻繁に往復するようになっ て、気になるものがいろいろと見えてきた.ここのところどうも気になって仕方なかったのが座席の肩の部分に飛び出しているキリンの角のような突起だ.乗る時によって、有ったり無かったりする(右の写真がツノあり、左の写真がツノなし...
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図鑑に写真が掲載されているせいか、 ワレカラモドキは ダイバーさん たちによる認知度がけっこ う高い種類である. ワレカラの仲間とし ては 3 cm を超えるサイズのものも あって大きめだし、 シロガヤやアカ ガ ヤな ど大きめのヒドロ虫の群 体の茂みに 隠れているので、比較...
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ナマコの不思議な食事風景を見た.自宅の玄関に、いろいろな生き物を入れては眺めている小型の水槽があって、今はその中に大きさ 20 cm くらいのマナマコが入っている.食用に貰ったのだが、すぐには食べなかったので水槽に入れたまま、ペットになってしまったものだ.眺めていると、赤みを帯...
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新種を作ったことがある.大学院時代に発見した種名の分からないワレカラをよく調べたところ,過去に未記載の種であることが分かり,新種としての論文記載を行って発表したのである.ヒドロ虫類の茂みに棲んでいるワレカラだったのだが,体の表面に毛が少なくて光沢があったので,ラテン語辞典を調べ...
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東京海洋大学で開催された国際甲殻類学会の東京大会はたいそうな熱気に包まれていた.世界各国から集まった研究者たちが其処此処で固まりあって話し合う姿が見られ,私たちもそんな輪の中に入って楽しい時を過ごした.研究材料を同じくするいわば同好の士が集うと話も尽きない.関連分野の研究のレベ...
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