1)何も楽器の演奏ができなかった私が、1995 年の世界ハーモニカフェスティバル横浜大会(正確ではない・・・何かそんな名前の大会)の時に見た演奏がきっかけで細々とハーモニカを吹き始めて、気がつけば既に干支がひとめぐりしてしまった。ブルースハープのレッスンをN先生から少し受けたことから始まって、ブルースハープに行き詰まるとS先生の手引きでクロマチックハーモニカを始め、クロマチックハーモニカに行き詰まって、またブルースハープに戻った。そんな2つのタイプの楽器の行き来で気付いたことがある。片方から片方に戻る時に、戻った楽器がずいぶん吹きやすいことに気付くのだ。どうも一方の練習が他方の上達を助けているような気がし始めた。始めのうちは、なんだかアナログである意味不自由なブルースハープに不自由を覚え、クロマチックではどこかそのデジタルっぽいところにときどき疲れて、はたして自分はどちらの楽器を続けていったら良いのか、迷いながらの行き来であった。しかし、最近それが吹っ切れた。
2)行き来することで助け合う楽器なら、両方続ければ良いではないか。それが結論である。自分は少し典型からずれてはいても日本人なので、他の事例との参照がないと自分の至った結論に自信の持てないところがある。それが、その結論が自信に変わったのに、若干のわけがある。最近久しぶりにハーモニカ関係のテキスト情報をネット書店で漁ってみたところ、どうも私のようにブルースハープから入って、クロマチックとの両刀使いを良しとして教本を書いておられる先生のいることに気付いたのである。ちょっとしたショック、眼から鱗であった。いままで両楽器の短所のみ考えていた気がする。両楽器の長所をそのときの気分に合わせて楽しみながら、両方を続けてゆこうと思った、そんな次第である。
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