2008年10月25日土曜日
口笛とハーモニカ
口笛が好きだ.物心ついたころから、父の口笛を聞いていたせいかもしれない.父は随分と上手だった気がする.口笛は便利なもので、耳コピーした曲を楽器なしで直観的に真似ることができる.たいそう便利だ.でも、どんな音が出ているのかはチューナーでチェックしなければ分からないし、自分で正しい音を出しているつもりでも本当にきちんと音が出ているのかはわからない.音域が限られるので、高い音や低い音が出せなかったり、かすれたりする.ブルースハープが口に馴染んでくると、まるで口笛のような気がしてくる.ベンディングで音を操れる 2 穴や 3 穴はもっとも口笛的だ.正確でかすれない音の出せる口笛を吹けるようになった、そんな心持ちになるのである.最近 7歳の娘が私の口笛を真似ようとすることがある.3代目の誕生となるかもしれない.
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数ベスト5
-
ナマコの不思議な食事風景を見た.自宅の玄関に、いろいろな生き物を入れては眺めている小型の水槽があって、今はその中に大きさ 20 cm くらいのマナマコが入っている.食用に貰ったのだが、すぐには食べなかったので水槽に入れたまま、ペットになってしまったものだ.眺めていると、赤みを帯...
-
震災後の2011年7月1日からラジオ体操が日常のルーチンになったので、5年目突入だ。7月20日から今年も夏季巡回ラジオ体操が始まった。毎回の放送のはじめに開催地の解説があるため、体操自体は時間が微妙に短くなる。イントロのウォームアップ体操が2種類から1種類になり、第1体操と第2...
-
野鳥というのは、ヒトがある一定の距離以内に近づくと、忽ち逃げてゆくものだと思っていた.カラスもそうだったはずだ.ところが、最近、ずいぶんに近くまで寄っていっても、 なかなか逃げてゆかないものが多い気がしている.1 m より短い距離まで接近しても目が合っても、平気で柵や樹木の梢や...
-
トチノキに興味を持ったのがきっかけで、木の名前を調べ始めた.ずいぶん前に買って「積んどく書籍」になっていた「 落葉図鑑 」が活躍しはじめた.南三陸町へ向かって三陸道を往復し始めた頃だから 6 月半ば頃のこと.調査用の公用車であるダットサントラックの助手席で、高速道路の脇を埋める...
-
街角のファストフード店の窓際に座って、食後のコーヒーを飲みながら外を眺めていると、外の街路を行き交う人々のいろいろな様態が見える.服の色、髪型、体型、同伴者との位置関係、子供の連れ方、荷物の携行の仕方など、様々に違っている.それぞれが個々の生きて来た履歴から吹き出している性状だ...
0 件のコメント:
コメントを投稿