食用のホヤは赤いパイナップルのようなマボヤである.皮嚢と呼ばれる赤い皮の内側の黄色みがかった筋肉部分を食べるのだ.でも、味や匂いには相当くせがある.東北の人々は都会に出まわるまでに鮮度が落ちて異臭が強くなると言う.新鮮な状態で食べれば抵抗なく刺身で食べられると言う.本当なのかもしれない.でも、新鮮だといわれる現地で刺身で食しても、好んで食べたいほど美味しいものだとは思えなかった.それが、今年になって、もっと食べたいと思える調理ホヤに出会ったのである.はじめはお土産として下田に持ち帰られたものを 2 切ればかり食べた.そして、その味に惚れ込んだ.それは『蒸しホヤ』である.厚みがあって柔らかで食べやすいスルメが、素敵な香気をまとったような、そんなイメージの味だった.下田では少々しか食べられなくて、なんだか幻を見たような心持ちだった.だが、先日志津川に出かけた時に、観光イベントの食品フェアの会場のようなところで再会することができた.パック入りで 400 円のものをたっぷり食することができた.運転していったために酒の友にすることができなかったのが心残りだったが、その味わいをリアルなイメージとして舌に刻み付けることができた.すこしばかり幸せになった.
2009年5月8日金曜日
蒸しホヤ
食用のホヤは赤いパイナップルのようなマボヤである.皮嚢と呼ばれる赤い皮の内側の黄色みがかった筋肉部分を食べるのだ.でも、味や匂いには相当くせがある.東北の人々は都会に出まわるまでに鮮度が落ちて異臭が強くなると言う.新鮮な状態で食べれば抵抗なく刺身で食べられると言う.本当なのかもしれない.でも、新鮮だといわれる現地で刺身で食しても、好んで食べたいほど美味しいものだとは思えなかった.それが、今年になって、もっと食べたいと思える調理ホヤに出会ったのである.はじめはお土産として下田に持ち帰られたものを 2 切ればかり食べた.そして、その味に惚れ込んだ.それは『蒸しホヤ』である.厚みがあって柔らかで食べやすいスルメが、素敵な香気をまとったような、そんなイメージの味だった.下田では少々しか食べられなくて、なんだか幻を見たような心持ちだった.だが、先日志津川に出かけた時に、観光イベントの食品フェアの会場のようなところで再会することができた.パック入りで 400 円のものをたっぷり食することができた.運転していったために酒の友にすることができなかったのが心残りだったが、その味わいをリアルなイメージとして舌に刻み付けることができた.すこしばかり幸せになった.
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