2009年4月7日火曜日
もっこり
保育園の年長になった息子は、現在日本語ボキャブラリーを増すことに精進している.兄や姉と張り合うためにも、知っている限りの言葉をフルに使って背伸びして表現しようとする.すると驚くほど高度な語彙使用のみられることもあるが、正誤の境界線上で不思議な表現が生じてくることもある.間違った語彙の使用に対しては直ちに兄と姉の厳しい訂正が入るため、たいていの場合には父母には訂正後の語彙使用が行なわれる.ところが、たまに兄と姉が不在で保育園小僧が父母に話をする時には、兄姉の校閲の入る前の言葉が飛び出すことがある.これが面白い.昨日、兄姉が学校に出かけたあとの保育園に出かけるまでの時間に、貝で作るオブジェの制作が話題になった.保育園小僧が言うには「貝をつないでくっつける時にはふつうグルーガンを使うのだけれど、『もっこりボンド』でもいいんだよ」とのこと.もちろん『木工ボンド』のことで、女房と大笑いした.本人のキョトンとした顔が可愛らしかった.
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数ベスト5
-
図鑑に写真が掲載されているせいか、 ワレカラモドキは ダイバーさん たちによる認知度がけっこ う高い種類である. ワレカラの仲間とし ては 3 cm を超えるサイズのものも あって大きめだし、 シロガヤやアカ ガ ヤな ど大きめのヒドロ虫の群 体の茂みに 隠れているので、比較...
-
ナマコの不思議な食事風景を見た.自宅の玄関に、いろいろな生き物を入れては眺めている小型の水槽があって、今はその中に大きさ 20 cm くらいのマナマコが入っている.食用に貰ったのだが、すぐには食べなかったので水槽に入れたまま、ペットになってしまったものだ.眺めていると、赤みを帯...
-
野鳥というのは、ヒトがある一定の距離以内に近づくと、忽ち逃げてゆくものだと思っていた.カラスもそうだったはずだ.ところが、最近、ずいぶんに近くまで寄っていっても、 なかなか逃げてゆかないものが多い気がしている.1 m より短い距離まで接近しても目が合っても、平気で柵や樹木の梢や...
-
震災後の2011年7月1日からラジオ体操が日常のルーチンになったので、5年目突入だ。7月20日から今年も夏季巡回ラジオ体操が始まった。毎回の放送のはじめに開催地の解説があるため、体操自体は時間が微妙に短くなる。イントロのウォームアップ体操が2種類から1種類になり、第1体操と第2...
-
雨の降りしきった先週の朝、出勤のために農学部北門から入構して歩いていたら、ぬれた道路を小さな黄土色のものが這い回っていた. カタツムリに似ているがドングリのような形の薄く繊細な感じの殻を背負っている.見かけたことのない生き物だった.30 個体は居たのだけれど、通勤のために構内を...
0 件のコメント:
コメントを投稿