2009年6月25日木曜日
映画広告のマイクロ文字
とてつもなく小さな印刷文字を新聞紙面に見つけた.映画の広告の中に埋め込まれた高校生優待や高齢夫婦割引のコラムの中の文字である.スケール付きのルーペで文字サイズを測ったところ、いちばん小さなものは文字の高さが 0.3 mm に満たない.ひとまわり大きな文字でも 高さ 0.5 mm に満たなくて、既にこのサイズで肉眼での解読はほとんど無理である.高齢夫婦優待はどちらかが 50 歳以上を対象としていたから、老眼だとまず広告コラムの発見からして難しいだろう.最小文字に至ってはほとんど活字がつぶれていて、ルーペで拡大しても判読が難しい.一万円の紙幣に印刷された偽造防止のための文字をルーペで調べてみたところ、一番小さな文字の高さが 0.2 mm ばかりだった.そのサイズにせまる極小の文字が新聞に載っているというのは、不思議である.ここまで小さな文字を載せるのには何か秘められた目的があるのだろうか.
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