メタルのカエルが自宅の部屋の中に居る.バイク乗りカエル(右の写真)とバンド演奏カエル(下の写真)は、ボルトやナットやワッシャや鉄線などのメタル部品を巧みに溶接して、カエルの様々な姿態を形作ったオブジェである.何とも渋くて格好良く、眼の部分には瞳のように光を映して、表情も豊かだ.夏に九州まで自家用車で往復した時に、中国自動車道の吉和サービスエリアで入手した.サービスエリアの売店の一画にメタルカエルコーナーがあり、楽器演奏とバイク乗車のカエルたちを売っていた.楽器カエルにはボーカル&ギター、ドラム、サックス、トロンボーン、トランペットなどを演奏するものがあり、バイクカエルはバイクのパイプの構造などが若干異なるタイプがいくつかあるのみで、ほとんど同じスタイルのものが並んでいた.クールなバイクカエルの他に我が部屋常駐のバンドメンバーとして、ボーカル&ギター、ドラム、サックスのカエルを連れ帰った.
これらのメタルカエルたちを、はたして誰がどこで作っているのだろうかと気になって、試しに『メタルカエル』でグーグル検索したところ、いろいろ出てきた.どうも北海道の『仁木きのこ王国』で売られているカエルと同じ物のように見える.もっと上等に仕上げられたものはアーサ・ワードという人のメタルカエル作品群だ.かなり精巧な細工で着色もされていて、完成度が高い.こちらがオリジナルで、私が入手したのはこれらのコピー商品と言うかいわゆるバッタもんなのだろうか.いずれにしても、私は大変に気に入っている.目下のところ心配なのは錆が来ることである.カエル達には仕上げの油が薄く引いてあるように見えるが、海の近くの我が家では、空気中に海水の微粒子が常時漂っていると信じてよいくらい金属製品が錆びやすい.どのタイミングで KURE CRC 6-66(海用防錆剤)を吹き付けてやろうかとタイミングを計っているところである.
閲覧数ベスト5
-
東京と熱海の間を新幹線こだま号で頻繁に往復するようになっ て、気になるものがいろいろと見えてきた.ここのところどうも気になって仕方なかったのが座席の肩の部分に飛び出しているキリンの角のような突起だ.乗る時によって、有ったり無かったりする(右の写真がツノあり、左の写真がツノなし...
-
図鑑に写真が掲載されているせいか、 ワレカラモドキは ダイバーさん たちによる認知度がけっこ う高い種類である. ワレカラの仲間とし ては 3 cm を超えるサイズのものも あって大きめだし、 シロガヤやアカ ガ ヤな ど大きめのヒドロ虫の群 体の茂みに 隠れているので、比較...
-
ナマコの不思議な食事風景を見た.自宅の玄関に、いろいろな生き物を入れては眺めている小型の水槽があって、今はその中に大きさ 20 cm くらいのマナマコが入っている.食用に貰ったのだが、すぐには食べなかったので水槽に入れたまま、ペットになってしまったものだ.眺めていると、赤みを帯...
-
新種を作ったことがある.大学院時代に発見した種名の分からないワレカラをよく調べたところ,過去に未記載の種であることが分かり,新種としての論文記載を行って発表したのである.ヒドロ虫類の茂みに棲んでいるワレカラだったのだが,体の表面に毛が少なくて光沢があったので,ラテン語辞典を調べ...
-
東京海洋大学で開催された国際甲殻類学会の東京大会はたいそうな熱気に包まれていた.世界各国から集まった研究者たちが其処此処で固まりあって話し合う姿が見られ,私たちもそんな輪の中に入って楽しい時を過ごした.研究材料を同じくするいわば同好の士が集うと話も尽きない.関連分野の研究のレベ...
0 件のコメント:
コメントを投稿