2009年7月7日火曜日

梅雨の実習

 梅雨の真っ最中にフィールド活動が主体の学生実習がスタートした.この実習は私たち下田の海洋生態学研究室にとって 1 年のなかで最も主要な生態学系の臨海実習である.月曜午後にスタートして土曜午前終了で、朝から深夜まで採集や観察、データ解析が続く.担当教員が私ひとりということもあって、当然ながら天候がとても気になる.朝夕しばしば天気情報を見ているが、いまのところ梅雨前線が北寄りで活動してくれているためか、ひどい雨にたたられる状況にはなっていない.下田は伊豆半島の南端ちかくに位置しているため、半島中央部まで雨雲の帯がかかっている時でも、このエリアは晴天になるようなことがしばしば起こる.せっかく筑波のメインキャンパスからやって来てくれている学生達である.良いコンディションで多くを学び、心に残る体験をして帰ってほしい.どうか天気に恵まれたよい実習になってほしいと、梅雨の神様に祈るばかりである.

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