2010年3月1日月曜日

サザンが D

 ちょっと前に『とめはねっ!』という習字のドラマを見て、『希望の轍』という曲が意識のフィールドに浮かび上がってきた.オレンジ色のハート形太陽がパッケージの『バラッド 3 』という CD を棚の奥から探してきて、埃をはたいて聞き出したら、お久しぶりの他の曲も心に覆いかぶさってきた.『真夏の果実』と『逢いたくなった時に君はここにいない』が『希望の轍』と一緒に頭の中で鳴り止まなくなった.こんな時は『ハーモニカラオケ』に限る.サザンの歌は私にとってはキーが高すぎる.真似して歌っても途中で声が裏返り、やがてかすれて出なくなる.ハーモニカラオケでは、そんな惨めなことにはならない.CD の演奏に合わせてシャドウイングするようにハーモニカで歌うのである.前奏だって間奏だって一緒に歌ってしまうのだ.もちろん完全にフォローするのは難しいけれど、それを試みるのは楽しい.D のハーモニカで『真夏の』も『逢いたく』もほぼ演れる.『希望の』は厄介なところがあるけれど、むりやりオーバーブロウするか無かったことにしてやり過ごす.ハーモニカの『声』は高いパートでもかすれない.だからとても気持ちがよい.

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